フリーランスから社員へ、新たなチャレンジ

M.Sさん
2018年
中途入社

業務内容: 費用管理システムのインターフェースの開発
リモートワーク率:100%
年齢:31歳

この会社に入社しようと思った理由は?

M.S 会社員としてエンジニアをしていた頃、参画していた案件の現場でMCSの代表と一緒になったことがきっかけでした。チームは違いましたが、飲み会などでお話する機会が多くあり、色々とお話を聞いてもらっていました。当時はまだ新人で、上司とのコミュニケーションをどうとって良いかも分からず、同じ案件に入っていた会社の同僚や先輩方も辞めてしまい、本社も近くに無いという状況だったので、現代表含め、現場の方がよく気に掛けて話を聞いてくださっていました。お話をする中で、当時の会社についての悩みを相談した際、「一度その想いを正直に会社へにぶつけてみたら?」「それでも悩みが残るなら、転職を検討したらどうか?」とお声かけいただいた事を期に、転職を決意しました。
また、MCSでは社員・フリーランス等本人の希望に合わせて働き方が選べるのですが、入社の際、「やった事の無い事にチャレンジしてみたい」とご相談したところ、「社員は一度経験があるので、今回はフリーランスを経験してみるのはどうか」と提案いただきました。社員に戻りたい時はいつでも柔軟に軌道修正できるとも言っていただき、安心してチャレンジができる環境だったこともあり、私はフリーランスとしての参画を選びました。

フリーランスとして入社されたのち、今年社員への転向をされましたが、そのきっかけは?

M.S   フリーランスで6年ほど働いていましたが、一人で動いている分、リーダーや人を使うというような動きはしなかったなというのを感じていました。自分の今後のキャリアパスを考えた際、マネジメントの道を選ぶのかはまだ分かりませんが、選択肢として増やせるようにマネジメントの経験にチャレンジしたいと思いました。そのためには組織で動く社員としてマネジメント業務にチャレンジした方がより経験を積むことができ、会社としても動きやすいだろうと判断し、社員への転向をしました。
元々フリーランスの際にも自社研修をお手伝いしたり等、マネジメントに携わらせていただく機会はあり、フリーランスとしてでもマネジメント職にチャレンジできただろうとは思います。加えて、誰が社員で誰がフリーランスか分からない程に社員との垣根は無かったのですが、自身の気分的に「自分はフリーランスで社員ではない」と自ら一歩線を引いていた面もあったので、社員になった今の方が帰属意識をハッキリ持て、より帰社会や事務所開放日※なども遠慮なく参加できるなと感じています。
(※事務所開放日とは:毎月第一土曜日に自由参加で事務所を開放しています。学習や社員同士の交流、外部のエンジニアの方をお招きして質問や相談等、幅広く利用可能な場です。)

転職をきっかけにして変わったことはありますか?

M.S   転職をきっかけに意識が変わったなと思うことはあります。前の会社でもイベントはあったのですが、MCSに入ってより参加頻度や、帰属意識のようなものは高まっているなと感じています。イベントの頻度が多くなったというのも勿論理由の一つではありますが、他のメンバーとの適切な距離感や話しやすさという点が大きく影響していると思っています。MCSでのイベントは基本任意参加ですが、空気感で参加を強制されることもなく、他のメンバーとの距離感も適切で、プレッシャーがなく話しやすいです。その分気負うことなくイベントに参加しやすくて、交流が億劫ではないので、より皆と話す機会が多くなり、結果帰属意識が高まるという感じなのかなと思います。
また、代表含め、他のメンバーとお話できる機会が多くなった分、業務関係でもそれ以外でも、「他の人ならどう考えるかな」「他の人なら何が欲しいかな」という他者視点が培えるようになったと思います。そこから「皆のために自分は何ができるか?」という事を考え、システマティックな目標管理ではなく、能動的に自分から改善やチャレンジへのアクションに踏み切りやすくなったのは、この会社に入ったからこそ得た意識だなと思います。

会社員からフリーランスに転向した際、業務や意識の点で何か変わったことはありますか?

M.S   代表と会社員時代に出会った現場と、フリーランスとして参画した初の現場が奇しくも同じところだったのですが、社員として参画するのと、フリーランスとして参画するのと、どう異なるのかは自分でも注意して見ていました。確定申告や事務作業などは会社員と異なり、自分で一から調べないといけない分、楽しさもあるけども作業量も多いな、と思ったりはしましたが、現場での実作業内容としては社員もフリーランスもあまり変わらなかったと思います。強いて言えば、作業領域が一設計者から仕様管理まで広まったことと、週次報告がなくなったことぐらいが変わった点だと思います。

今はどのようなお仕事をされていますか。

M.S   (※インタビュー当時)製薬系のシステムで、購入した資材や経費の内、間接材(直接企業の売り上げや戦略にかかわらない購買品)の費用を管理するシステムのインターフェースを開発しています。言語はJavaで、詳細設計から担当し、設計書の作成、コーディング修正、単体試験、追加改修など、上位工程以外は一通り携わっています。8人程度のチームで、MCSからの参画は私一人です。1月から開始して、もうすぐ終了想定のプロジェクトなので、直近の作業は細かい最終調整をメインで行っています。具体的には、設計書を横断的に見直して抜け漏れが無いかの確認、ソースコードの確認、追加改修で必要となった設計書の更新などをしています。また、この案件に入っている最中にフリーランスから社員へ転換したので、途中から自社の動きとして、自社勤務表をつけるようになったのと、営業さんと週一で前よりこまめなヒアリングが追加になりました。それ以外は特にフリーランス時と変わりません。

リモートワーク率は?

M.S  ほぼ100%です。参画して最初の数日間準備のために出社したのと、テストの佳境時に効率化のために何度か出社して対応をしたのを除けば、全てフルリモートです。フルリモート中もずっとteamsでチームメンバーと音声を繋いでいました。基本ミュートで、話したい事があればミュートを解除して話しかける、というやり取りのしやすい環境だったので、リモートワークならではのコミュニケーションの問題が無く、スムーズでした。

MCSに入社して印象的だった仕事を教えてください。

M.S  特にこの仕事が印象的、というのは無いのですが、どの案件も業界や企業が異なれば雰囲気も変わるので、一つ一つ特色が出て、経験するたびに違う事が見えてきて面白いなと思っています。SIerが異なれば、プロジェクト計画の仕方や決裁権が異なったり、本当に細かいところですが会社ごとの色が見えてくるので、新しい発見が日々あって楽しいです。短期の案件ではそういった特色は見つけにくいかもしれませんが、業界・案件ごとの違いを面白いと思えることが、SESという仕事をより楽しむコツだろうなと感じます。

将来、MCSでやりたいことなどはありますか?

M.S チャレンジしてみたいことが沢山あります。会社としては自社開発に今後取り組む予定なのですが、前の会社でも携わったことがないので、是非自分も参画したい!と思っていますし、マネジメントや顧客折衝なども仕事を任せて貰えるような人になりたいですし、そのためにはそれに至る経験を沢山積んでいきたいです。せっかく会社員になり、チームも作りやすくなったので、沢山の人と一緒に携わるようなことに色々チャレンジしていきたい、自分も成長できればと思っています。

副業について教えて下さい。

M.S これもお声かけしてもらってチャレンジしている内容なのですが、メールの英語翻訳をしています。具体的には、英語できたメールの内容を日本語に訳してお客様にお伝えし、「こういう風に返信したい」という日本語の内容を英文で戻す、という副業です。エンジニアならではの副業というより、IT以外の範囲でもできることを増やしたいなと思い、始めました。これ以外にも色んな仕事にできる限りチャレンジしてみたいなと思っています。

今後のキャリアプランは?

M.S 何年後にどうなる等の細かい点まではまだ考えていないですが、大きな目標として「どんなことでも対応できる人になりたい」というのを掲げています。何でもできて、どんなことでもこの人に相談すれば何とかなる!というような人間になれるよう、ずっと目の前にあるものを頑張って、お声かけいただいたものにチャレンジしてきました。今後もできることの範囲を広げられるよう、新しいチャンスにはどんどんチャレンジしていきたいです。

当社に興味のある方に、メッセージをお願いします。

M.S やってみたい事にチャレンジさせてくれ、気軽に話せる人がいっぱいいる、とても良い会社だと思います。
特に人に関しては帰社会や事務所開放日に必ず誰かいらしてくださり、話す事で新しく自分の気付きを得たり、相談に乗ってもらったりできるというのがとても気に入っています。必要最低限しか話せない空気の会社などもありますが、MCSでは本当に気軽に人と話せるので、ちょっとした相談などを持ちかけるのもハードルがとても低いです。

ある日のスケジュール

10:00 始業、メールやチャットの確認
10:30 設計書の執筆
12:00 お昼休み
13:00 設計書のチーム内レビュー
14:00 レビュー後修正対応
15:00 顧客との打ち合わせ
16:00 チーム内の打ち合わせ
17:00 議事録の整理と共有
17:30 次回顧客との打ち合わせに向けた準備
18:30 終業
19:30 副業の対応開始
21:00 副業の対応終了

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